2006年03月15日

【御身御大事に】カワムラの傷病歴〜8

カワムラです。

傷病歴その8は、またまた12歳。
昭和52年ごろでございます。



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【カルテ8】
生後114ヶ月ごろ→左膝脱臼・事件勃発編
…………………………………………………………………………



脱臼。
ああ、文字だけでも痛いです。


脱臼。
ああ、この12歳のときを皮切りに、
カワムラは何度、脱臼を繰り返したことでしょうか。



感慨はさておき。



今回は勃発編です。
ことが起こったのは、小学校の校庭でした。



体育の時間、
生徒は交代で馬になって
馬飛びをしておりました。


当時、体育にも自信のあった河村は、
軽々と飛んでおりました。
いい調子です。



すると先生が一言。
「じゃ、今度は着地した足から、すぐ次に飛んでみよう!」


つまり、カモシカのごとく、
飛ぶ、飛ぶ、飛ぶ……の繰り返しをせよというわけです。

飛んで、ちょこっと歩き、また飛ぶではないと。



課題を与えられると張り切るタイプのカワムラ。
1個目から、順調にピョンピョンしておりました。




馬の列の、中ほどに来たあたり。
視界が急速に傾きました。
馬の果てにあった
手を置く位置をミスったらしく、バランスを崩したのです。


「転ぶー転びたくないー転ぶか!」


……と無理な姿勢に全体重がかかった左膝は、
あっさり自身の組み立てを変えました。


あるべきところから、あってはならない場所へ。


カワムラの左膝は上下の骨が、膝の部分で二つ仲良く並び、
普段の膝の倍の大きさに変形していました。



空前絶後の出来事。
晴天の霹靂。
阿鼻叫喚。



「ほらー、立って!」とのんきな先生。
しばらくして異変に気づき、カワムラの足を除いたとたん、
ダッシュで校舎に向かって走りました。



昔の貴族のような名前の、歌舞伎役者みたいな顔立ちの男先生。
まだ20代、独身だったと思います。


先生は、今度は校舎からダッシュしてこちらに向かっています。
その後ろを、大きなお腹の保健の先生が走っていました。
双子をお腹に抱え、まもなく産休の女先生。
同じく20代。


私の膝小僧もダブルなら、
先生のお腹もダブルだね。

痛みで何かが壊れたのでしょう。
そんなことを考えていましたっけ。



「ぎゃーーーーーーーー
だ、だ、だっきゅうーーーーーーーーーーーーー」



女先生の叫びとともに、私は気絶したようです。



次に目覚めたのは、私を抱き上げた男先生の胸の中。



……お姫様抱っこというのは、
脱臼している人間にとって地獄です。




「せんせーいたいーいたいー」
「我慢して!これから病院行くから!」
「でもいたいー、おろしてー、足がもげるー」
「もげない、もげない。脱臼なんだから」
「……あ、そうか」


痛みの中にも屁理屈に納得するカワムラ。



その後、先生の車に乗って、隣町の整形外科に向かったのでした。
ええ、同じ町内には内科小児科しかなかったのです。
だからなんでしょうか、私が救急車で運ばれなかったのは?




ともかく。
カワムラの脱臼人生は始まりました。
次は「治療編」でお目にかかります。



……それでは皆様、御身御大事に。




posted by corpoスタッフ at 13:40| Comment(0) | TrackBack(0) | 御身御大事に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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