●関数の起こり
関数は、英語でfunctionといい、「機能、働き」という意味があります。
17世紀の数学者ライプニッツが、このfunctionを、数学用語として用い
ました。
当時は、運動する物体の速度、曲線、体積などを考えることが目的だった
そうです。
その後、研究が進み、ライプニッツとイギリスの数学者ニュートンが、
解析学(微分積分学)をつくりました。
関数の考えは、ヨーロッパから中国に伝わり、そのとき、「function」
の発音から「函数(ファンシュウ)」という漢字が、あてはめられた
そうです。
日本には、そのまま「函数(かんすう)」という用語で伝わり、現在は
「関数」という漢字を使っています。
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「xという値に、ある機能が加わると、yという値になる」というのが、
関数の考えです。
桜の開花や、紅葉の時期は、気温に関係していることが知られています。
つまり、開花日や紅葉日は、気温の関数であるといえます。
携帯電話の料金プランを比較するときにも、関数を利用し、グラフにすると
便利です。
関数は、数学、科学の分野のみならず、幅広い分野で取り入れられ、
今では、欠かすことのできないものとなっています。
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東京の紅葉はまだかな、、、と思っていましたら、昨日からの雨で、
通勤路のイチョウが、色づく前に散りはじめています。
みなさんの街は、いかがでしょうか。
関数 紅葉