2007年08月15日

【ヘルシー万歳!】番外編 親孝行の真似事

結論から言うと、番外編である。

私は8月初旬、休暇をとって実家の広島に帰省してきた。
この春、父が定年退職を迎えたこともあって、
温泉旅行をプレゼントすることがメインの帰省である。

温泉旅行は、しまなみ街道を通り抜け、
対岸の四国、道後温泉を目指すもの。

私はネットで旅館を探しまくり、
ここぞ!という小さな宿を予約した。
もちろん、プレゼント旅行であるからして、
宿泊代は父母には内緒である。

しかし何でも凝り性な父が、
買い集めた道後温泉を紹介する雑誌の中に、
今回の宿泊先が……。

おかげさまで、プレゼント金額がばればれという
お間抜けなスタートをきることになった。

ともあれ私はにわかツアコンとして、
また予算管理者として、
ああでもない、こうでもないと、
旅を采配した。

私としては、
そこそこ観光をし、
そこそこお土産も買い、
そこそこよい旅館で、
そこそこ美味な食事に舌鼓を打ち、
まあ全体として悪くない旅行だったと思う。

父からも何度も
「親としてこんなうれしいことはない」
と何度も謝辞を述べられ、
こちらが恐縮してしまうほどだった。

しかし母は旅行を終え、実家に到着したとたん、
「やっぱり家が一番じゃねえ」と
あまりに素直な感想を口にし、
孫にまでたしなめられていた。

とまあ、予想通りの珍道中だったわけだが、
私としては親孝行できた喜びを味わい、
運転手を務めたわが婿殿に心から感謝でき、
父の笑顔に胸を熱くし、
母の天然ボケに長生きを確信できた。

親孝行の真似事ができたこの夏。
あっという間に休暇は終わり、
私はまたデスクワークにまい進する日々を過ごしている。

父と母と、夫と子供と共有した旅。
ほんとうは、特上の貴賓室に泊めてあげたかった。
もっともっと、あれもこれも……。

父とははとの時間は、残念ながら有限だ。
その時間の間に、私に何ができるのか。
何をすることが、一番父母の喜びとなるのか。

父は言う。
「まじめに、まともに、元気でいてくれればええんよ」

母は言う。
「ビールばっかり飲みょーりゃあ、また太るで!」

質問の意図を我流に翻訳する母は、
やっぱり長生きするに違いない。

それにつけても、今度はいつ親孝行の真似事ができるのか。
いつ、真似事ではない親孝行ができるのか。

大人の夏休みの宿題は、
毎年、四苦八苦しながら答えを出すしかなさそうだ。

posted by corpoスタッフ at 12:22| Comment(0) | TrackBack(1) | 【ヘルシー万歳!】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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風の(ない)谷の相方の実家
Excerpt: ということで盆中は相方の実家の広島へ帰省しておりました〜{%normal%} 広島って言うと原爆ドームとか、そういうイメージで都市!って感じに思うでしょ?
Weblog: アクティブ引き篭もりライフ〜
Tracked: 2007-08-22 15:53
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